いつもSSKradio.tv の番組をお楽しみいただき、誠にありがとうございます。
昨今の性的マイノリティーを取り巻く社会情勢の変化に伴い、故宮本真人さんが遺した作品に対しても改めて注目が集まっており、彼の活動に対して改めて皆様に触れて頂けていることを心からお礼申し上げます。
弊局では宮本真人さんのご逝去後、唯一のご遺族だったお母様と連絡を取りながら彼の遺志を継いだ活動の支援・協力、並びに著作物の管理業務を継続して参りましたが、今年春にお母様も天国の真人さんのもとへ旅立たれたました。心よりお悔やみ申し上げます。
弊局では宮本真人さんの作品に注目が集まる中、幅広い方々に作品に触れて頂く事が出来るよう、著作権の取り扱いについて慎重に検討を重ねて参りましたが、一部で彼の意図と異なる引用や、著作権侵害を伴う事象が確認されたことから以下の通りお願いをさせて頂きます。
なお、今回のリリースに際しまして代表志田将来よりコメントも掲載させて頂きますので合わせてご覧頂ければ幸いです。
何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
<宮本真人さんの作品に関する著作権について> 宮本真人さんの音楽著作権並びに執筆された本「僕達みんな一点もの!*性同一性障害、いじめ、難聴を乗り越えて*」の著作権については弊局で保有しております。 利用をご希望の場合は必ず書き連絡先までご一報の上、利用許諾を得てからご使用頂きますようお願い申し上げます。 著作権保有者:SSKradio.tv Broadcasting Station 著作権保護期間:2083年11月13日(著作権法における死後70年間の保護期間) ※生前(平成25年8月20日)に弊局所属タレントとして著作権譲渡に関する契約を書面で取り交わしております 著作物を利用する場合の連絡先:info@sskradio.tv ※利用内容を確認した後、利用可否のご連絡をさせて頂きます。 ※公共性の高い利用について無償での利用許諾を予定しております。 |
<弊局代表からコメント>
2014年に急逝された宮本真人さんの作品に関し、昨今の性的マイノリティーを取り巻く社会情勢の変化に伴って、改めて注目される機会が増えている事から皆様へお願いがあり、この度のリリースをさせて頂きました。
弊局では、代表の私と個人的に親交があった縁で、生前より宮本真人さんの活動支援を行っており、弊局所属タレントとして活動をして頂いておりました。
2013年の夏には札幌市内で講演会の開催並びに、手記「僕達みんな一点もの!*性同一性障害、いじめ、難聴を乗り越えて*」の発刊をサポートさせて頂きました。
しかし、これからの更なる活動の展開を考えていた中、同年11月に宮本真人さんが急逝され天国へ旅立ちました。当時弊局のスタッフ一同が悲しみに包まれた事は今でも強く記憶に残っています。
その後、弊局では宮本真人さんの遺志を継ぎ、社会へ働きかけることが出来ればとの思いから、真人さんのお母様ともお話をさせて頂きながら、報道番組を始めとした各種媒体への取材協力を行って参りました。
そして、彼が天国へ旅立ってから約10年が経った現在、社会情勢は大きく変化の時を迎えています。
当時、彼が夢描いていた「誰もが個性を尊重しあえる社会」へと僅かかもしれませんが近づきはじめたように思います。
一方で、社会の大きな変化に伴って生じる誤解や軋轢も一部で見受けれられるようになっていると感じています。誰もが手を取り合い、歩み寄る事ができる世界を願っていた彼は今現在の様子を複雑な思いで見ているかもしれません。
私どもでは宮本真人さんの遺志そして足跡を未来へ繋ぐ事が出来るよう、今後も活動を継続して参りますので、弊局の活動に何卒ご理解とご協力を頂ければ幸いです。
宮本真人さんとお母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
令和5年6月15日
SSKradio.tv Broadcasting Station
代表/局長 志田将来
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